メリーランドに来て約1週間が経ちました。
来てすぐに遠征遠征でドタバタとしており、ほとんど毎日が雨でスケジュールがイレギュラーということもあってか、いつも以上に日々時間があっという間に過ぎていきます。
僕はこれまで4シーズンパシフィックアソシエーションリーグというリーグでプレーをして来たわけですが、ある意味では久しぶりに”新しい地”でプレーをさせていただいています。
アトランティックリーグがどんなリーグなのか、いつもイメージをしていたつもりでいたし、どんな選手がいるのか、どのくらいの数字を残せば生き残れるのか、生き残っている選手のバックグラウンドは何か。いつか来るであろうこの日のために、自分なりにリサーチと準備をして来ました。
実際この1週間このリーグでプレーをして、今まで自分がして来たイメージは大きく間違っていなかったと思えた反面、実際にプレーをして、”小さな違い”の大きさを強く強く感じています。
ピッチャーのスピードも速い、打者のスイングのレベルも高い、これは想定の範囲内です。メジャーリーグで何億と稼いだ選手がチームに複数人いて、そこにあと一歩で手の届かなかった3A、2Aでプレーした選手たちがゴロゴロいるわけですから。
とはいっても当然170キロのボールを投げるピッチャーがいるわけでも、200メートルのホームランを打つ選手がいるわけでもありません。
ただ小さくても明確な”違い”がここにはあります。具体的に感じた”違い”をあげればキリがないですが、このレベルの投手と対戦できたこと、打球を受けられたことは僕にとって大きな財産になっていることは間違いありません。
最近ではSNSやインターネットでたくさん情報を仕入れることができて、僕自身それを読んで勉強になることがたくさんあります。でも結局それは薄まった状態で。どんなに素晴らしい知識をいれても、実際の目で見て肌で感じた”違い”を感じることができなければ、それをいい形でアウトプットすることは難しいような気がしています。これは常々感じていたことですが、また新しい地に来てより一層強く感じています。
ある意味ここには僕より能力がある選手しかいません。でもこの少しのズレに適応さえできれば絶対にやれる。その手応えも感じています。
2012年に初めてアメリカに来た日のことを思い出します。それほど毎日が刺激的でドキドキとワクワクが止まりません。
まだまだこれからです。
またご報告します!