”ほらこんなことができるすごいでしょ?”ということを言いたいのではなく、”できないことができるようになっている”ということをとにかく伝えたいのです。
今自分がいる立ち位置は人それぞれで、今できることできないことがあるのは当然です。
野球含め、どんな世界のどのカテゴリーにおいても競争がもちろんあって、隣の人間よりも優れていなければ試合に出ることはできません。
でも”今”優れていなくても、1ヶ月後逆転するチャンスは誰にでもあります。
それは”できないことをできるようにする”の繰り返しでしかないと思っています。
”できないことができるようになる”その先には自分が今まで感じたことのない、見たことのない感覚があることをこれまで肌で感じて来たので、歩みは遅くともなんとか続けることができて、そして今に至っています。
できないことがあってもいくらでも逃げることはできるのですが、”できないができる”になった時の喜びを感じてしまうと、もう少し頑張ろうと思えるのです。
野球という世界からもし離れることがあっても、この感覚は僕に一生残り続けるもので、”できないことをできるようにする”の先にある喜びのために、なんでもできる気がしています。
そんなことを僕が関わる子供達には感じてほしいなと最近は思っています。
できないことがあったら喜ばしいことだと。
それを乗り越えた先の喜びをその分たくさん感じることができるのだからと。
僕もまだまだできないことだらけですが、日々”できないをできるに”をテーマに、ますます頑張ろうと思う日々です。
それでは。