シーズン終了

9月16日をもってアトランティックリーグのシーズンも終了し、これをもって2018年のアメリカでのシーズンが全て終了しました。

9月に入って移籍してからの2週間は本当にあっという間でしたが、1つ1つの瞬間を思い返そうと思えば、リアルな映像が頭に浮かびます。移籍をした後の2週間は本当に刺激的で、僕にとって忘れられない出来事になりそうです。

ただ、最終的にはアトランティックリーグでは満足のいく結果を残すことはできませんでした。前回のブログでも触れたように、レベルが高いのはわかっていて、それに適応するために日々様々なものを積み上げて来たつもりでしたが、まだまだ足りなかったです。
このリーグでプレーするまでは、このリーグの中に入れさえすればある程度のプレーができる自信がありました。周りの選手に比べて打つ投げるなどで特筆した能力があるわけではないですが、それでも適応できる自信がありました。ただ入るきっかけが中々掴めないだけで、入れさえすればやれる。そう思って、今回はようやく手に入れたチャンスで。幸先よく1試合目にヒットも放って、本当にやれるぞと。
でもプレーを続ける中で自分のイメージしている結果と、起こる結果にギャップが出て来ました。
イメージではタイミング的にもポイント的にもヒットになるはずの打球がヒットゾーンに飛ばない。守っていても、打者が振り出したタイミングとピッチャーの球種コースで大体この辺りにこんな打球が来るだろうというイメージが、当たらない。
もう少し長いシーズンでプレーできれば・・・と思ったこともありましたが、でもこの少ないサンプル数の中で適応できなかったのが今の自分の実力です。

でも”イメージ”はできているんです。上手くいくイメージが。それが僕にとっては大きな収穫でもあります。イメージはできているのに、それ通りにいかない。それには原因があって、そこを修正さえすればイメージ通りにいくはずなんです。

だから完全にやられましたが、すごく悔しいんです。やれるイメージなのにやれなかったから。
でも毎日が本当に楽しかったです。これができるようになれば、ここまで自分ができるというイメージが明確に持てるようになったから。
いつも少し背伸びしたところに身を置きたいと思って、それはこういうことが起きるからなんです。

こうして文章で綴っているとまた球場での興奮が湧いて来ます。読んでいただいている皆様とは温度差があるかもしれません。笑

目に見える結果が出せなかったので、来年以降がどうなるのかはまだわかりません。どうなるかはわかりませんが、これからもまだまだ進み続けたいと思います。

また何か決まりましたらこちらでご報告いたします。

まずはシーズン終了のご報告まで。

引き続き何卒よろしくお願いいたします!

2018 S.Maryland_180921_00232018 S.Maryland_180921_00272018 S.Maryland_180921_0036IMG_6050

体感すること

メリーランドに来て約1週間が経ちました。

来てすぐに遠征遠征でドタバタとしており、ほとんど毎日が雨でスケジュールがイレギュラーということもあってか、いつも以上に日々時間があっという間に過ぎていきます。

僕はこれまで4シーズンパシフィックアソシエーションリーグというリーグでプレーをして来たわけですが、ある意味では久しぶりに”新しい地”でプレーをさせていただいています。

アトランティックリーグがどんなリーグなのか、いつもイメージをしていたつもりでいたし、どんな選手がいるのか、どのくらいの数字を残せば生き残れるのか、生き残っている選手のバックグラウンドは何か。いつか来るであろうこの日のために、自分なりにリサーチと準備をして来ました。

実際この1週間このリーグでプレーをして、今まで自分がして来たイメージは大きく間違っていなかったと思えた反面、実際にプレーをして、”小さな違い”の大きさを強く強く感じています。
ピッチャーのスピードも速い、打者のスイングのレベルも高い、これは想定の範囲内です。メジャーリーグで何億と稼いだ選手がチームに複数人いて、そこにあと一歩で手の届かなかった3A、2Aでプレーした選手たちがゴロゴロいるわけですから。
とはいっても当然170キロのボールを投げるピッチャーがいるわけでも、200メートルのホームランを打つ選手がいるわけでもありません。
ただ小さくても明確な”違い”がここにはあります。具体的に感じた”違い”をあげればキリがないですが、このレベルの投手と対戦できたこと、打球を受けられたことは僕にとって大きな財産になっていることは間違いありません。

最近ではSNSやインターネットでたくさん情報を仕入れることができて、僕自身それを読んで勉強になることがたくさんあります。でも結局それは薄まった状態で。どんなに素晴らしい知識をいれても、実際の目で見て肌で感じた”違い”を感じることができなければ、それをいい形でアウトプットすることは難しいような気がしています。これは常々感じていたことですが、また新しい地に来てより一層強く感じています。

ある意味ここには僕より能力がある選手しかいません。でもこの少しのズレに適応さえできれば絶対にやれる。その手応えも感じています。

2012年に初めてアメリカに来た日のことを思い出します。それほど毎日が刺激的でドキドキとワクワクが止まりません。
まだまだこれからです。

またご報告します!

サザンメリーランド・ブルークラブスへ移籍

前回のブログの後、アメリカプロ野球独立リーグ、アトランティックリーグのサザンメリーランド・ブルークラブスへの移籍が決まり、昨日試合に出場しました!

アトランティックリーグはアメリカ独立リーグの中では最高峰のリーグであり、ほとんどがメジャーリーグや3A、2Aでプレーをした選手たちで形成されており、年間140試合を戦います。

かつては日本のプロ野球でも活躍をした仁志敏久選手や、渡辺俊介選手、大家友和選手などもプレーをし、今年は千葉ロッテやベイスターズなどで活躍した久保康友選手もプレーをしています。

バスの移動時間や乗り継ぎなどの時間を含めるとサンフランシスコから12時間移動しっぱなしで目当ての球場に到着し、30分ほどでジャージに着替えてチームの練習に合流。そのままユニフォームを支給されて試合のベンチ入り。
その翌日はアウェーゲームのため朝からバスに乗り込み試合、そしてその翌日はダブルヘッダー。

サンフランシスコの移動から気の休まる時間のほとんどないまま現在に至っています。

今日もダブルヘッダーの予定でしたが、天気が悪く現在はホテルで待機中です。

残り少ないシーズンですが、最後までこのグラウンドに立てることを嬉しく思っています。目の前で起こる出来事全てを目に焼き付けて、そして自分がここにいるという爪痕を残して日本へ戻りたいと思っています。

もちろんここがゴールではありませんが、まずはこうしてまた1つ自分が今まで行くことのできなかったステップへ行くことができました。
動き出すしかないのです。今回の移籍も、実は移籍が決まる前から飛行機のチケットは取っていました。移籍が決まる前というか、誰にも連絡する前からチケットは取っていました。笑
このあたりの経緯もまた皆様にお伝えする機会があったら嬉しいなと思います。

それでは少し遅くなりましたが移籍のご報告まで。

引き続き何卒よろしくお願いします!

 

IMG_5897IMG_5956IMG_5957

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
安田裕希のパーソナルサポートレスン・
チームサポートレッスンのお問い合わせは下記まで↓
yukiyasuda08@gmail.com
https://yukiyasuda08.com/contact/
レッスン詳細↓
https://yukiyasuda08.com/lesson/
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
YukiYasudaSupportersclubの情報はこちら!
現在152名の方に支援いただいています!
https://yukiyasuda08.com/supporters-club/
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
(C) yukiyasuda08.com All rights reserved.

シーズン終了&1,000打席

先日行われたプレーオフのセミファイナルで、所属するピッツバーグダイヤモンズは5−0で敗戦し、今シーズンの全日程が終了しました。
チームは8月に入ってから好調を維持し続けていましたが、主力選手の怪我もありプレーオフを目前に大失速。プレーオフも中々波に乗れず上に書いたような結果に終わってしまいました。

何度かこちらでもご紹介しましたが、下記サイトから今シーズンの僕の結果を見ることができます。
http://pointstreak.com/baseball/player.html?playerid=1273548&seasonid=31580

数字以上に学ぶことの多かったシーズンにできたことは間違い無いと思っていますが、シーズンが終わった瞬間に僕が評価されるのは基本的にはこの”数字”になります。

数字だけでは測れないことがもちろんありますが、数字は嘘をつかないという側面ももちろんあります。

シーズン中からいつもこの数字との戦いもあって、最終的に残るのはこれです。そうやって見るとまだまだ満足いく数字ではありません。もっともっとできたことがあったのではという後悔もあります。でもそれを一つ一つ潰していけばまたひとつステージを上げることができるという思考で、また自分自身を高める糧にしたいとも思います。

そしてもう一つ数字に絡めて、今年でアメリカでの打席数が1,000を超すことができました。少しづつ時間をかけてではありましたが、これだけの数字を積み重ねることができました。これまで様々なことがありましたが、クラウドファンディングや、オリジナルグッズの販売などで支援してくださった方はじめ、こちらのページを見てくださっている方々のご協力や後押しもあり、このように毎年毎年少しづつ数字を積み重ねることができました。

https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=yasuda000yuk

こちらのサイトが僕の過去の数字を全てまとめたもので、9月3日現在ではまだ2018年度の分が更新されていませんが、昨年までの924打席に加え、今年の234打席を足して合計1,158回打席に立ったことになります。

アメリカでこれだけの回数を重ねてきたからこそわかったことも多くありましたし、その経験をたくさん積めたことが僕の大きな財産であり、武器だと思っています。
これからもさらにそれを積み重ねていきたいと思っています。

毎年のことですが、終わってみれば本当にシーズンはあっという間で、スプリングトレーニング初日が昨日のことのように鮮明に思い出されます。

早速ではありますが次のステージに向けて、少し動き出そうと思います。少しだけアメリカに滞在して日本へ戻ります。
また日本に戻った際は何卒よろしくお願いいたします!

それでは。

40586930_10218047759212700_6999915661543604224_nIMG_5834ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
安田裕希のパーソナルサポートレスン・
チームサポートレッスンのお問い合わせは下記まで↓
yukiyasuda08@gmail.com
https://yukiyasuda08.com/contact/
レッスン詳細↓
https://yukiyasuda08.com/lesson/
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
YukiYasudaSupportersclubの情報はこちら!
現在152名の方に支援いただいています!
https://yukiyasuda08.com/supporters-club/
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
(C) yukiyasuda08.com All rights reserved.