先日埼玉県の毛呂山町で野球教室を行ってきました。
選手、指導者の方合わせて50人を超える方にご参加いただき、たくさんのお話、実践をさせていただきました。
普段はパーソナルや少人数を相手に指導することが多く、今回のようにたくさんの選手を相手に指導することは多くないのですが、一緒に教室をやらせていただいたアメリカメジャーリーグ、ミネソタ・ツインズのマイナー組織でコーチを務める三好さん、オーストリア代表のコーチも務めた田久保さんとともに、敢えて一つ一つのメニューの時間を短くしてスピードアップしてメニューを行おうということを事前に話し合っていて、めまぐるしく変わる練習メニューの中で、選手たちに伝えたい部分が見えてきました。
これはこのように団体で行う教室でしか伝えづらい部分であり、子供達にも何か感じてもらうきっかけになていたら嬉しいです。
今回の教室には横浜からわざわざ参加してくれた小学5年生の子がいました。昨年のアメリカンベースボールスクールに参加をしてくれて、その後のイベントにもいくつか参加をしてくれていました。
昨年初めて会った時はどこか表情が暗く、あまり周りの子とコミュニケーションを積極的にとるようなタイプには見えませんでした。それが今回埼玉の教室の後には、地元のチームの子供達と楽しそうに話す彼の姿を見て、なんだかとても嬉しくなりました。本来の彼の姿はきっとこの姿なんだろうなと。
聞いたら昨年初めて彼に会った時期は、所属するチームで色々とトラブルがあった時期のようです。
大好きな野球が大好きでなくなってしまう環境がまだまだたくさんあるように思います。
少年野球の現場には現場にしかわからない悩みや苦しみももちろんあるとは思うのですが、”今までこうしてきたから”で何も変えず、こうして野球が嫌いになっていってしまう子供が増えてしまうのは間違いなく良い状況ではありません。
かといって”ただ楽しく”が良いかというと、それだけではないような気もしていて、せっかくチームで”勝ち負け”を競い合うスポーツをしているわけですから、当然そこにもこだわって欲しいし、そうであるべきだと思っていますが、それが大人のエゴになっていないかという事は気にする必要があります。
いかに子供達が”勝ちたい””上手くなりたい”と思える環境を作ることができるのか。それが少年野球に関わる大人の役割なのではないかなと感じた1日でした。
何はともあれ、こうして参加してくれた子供達の心の中に少しでも今日のことが残るのであれば、そんなに嬉しいことはありません。
そのためにも僕自身もまだまだ精進したいと思います。
今回の野球教室にご参加いただいた皆様、事前事後の準備片付けにご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
それでは。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
安田裕希のパーソナルサポートレスン・
チームサポートレッスンのお問い合わせは下記まで↓
yukiyasuda08@gmail.com
https://yukiyasuda08.com/contact/
レッスン詳細↓
https://yukiyasuda08.com/lesson/
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
YukiYasudaSupportersclubの情報はこちら!
現在152名の方に支援いただいています!
https://yukiyasuda08.com/supporters-club/
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
(C) yukiyasuda08.com All rights reserved.