先日20歳の大学生たちと話す機会がありました。
一人は彼が15歳の頃から知っています。
もう一人は彼と大学の野球部のチームメイト。いつかアメリカで野球がやりたいと考えているようで、わざわざ遠い所から横浜まで会いに来てくれました。
先日ブログで書いたように、野球を続けて来た背景には人それぞれあります。
僕自身も高校野球が終わり、一旦野球から離れましたが、現在まで野球を続けている一人です。
高校卒業後一般入試で大学へ入学し、アルバイトをし、なんとなく学校に通いいわゆる普通の大学生活を送っていました。
それでも偶然出会った多くの方々に導かれ、今もこのように野球を続ける道を選んでいます。
私がアメリカで過ごしたシーズンは今年で6回目となりました。
その間にはウィンターリーグでチームを探したり、オーストラリアに渡ったこともありました。
その1つ1つの経験が自分の中に積み重なっています。
そして、こうして僕の話を聞きに来てくれる僕よりも更に若い世代の子に話している言葉の一つ一つは、僕自身がたくさんの先輩方からこれまで教わったことで、それを自分の中に取り込んで、そして僕自身の言葉として話をしたものです。
ただ先人の言葉を「らしい」で伝えるだけでは弱い。
ただ自分の中に取り込むだけでもまだまだ。
それを自分の言葉にして初めてこの経験が意味のあるものに変わっていくと思っています。
一生この作業の繰り返しです。
インプットしてアウトプットして。
当たり前のことではありますが
そんなことを気づかせてくれた大学生たちに感謝。
最後に選択をするのは彼ら自身。
後悔のない選択ができるように、色んな生き方があることを示すことも僕の役割のひとつかと思っています。
どんな状況でも思いがあれば何かが変わるんです。
2人とも頑張っていこう!
まだまだできることはある!
そんなエールを彼らに送りたいと思います。
それでは。
初めてアメリカに行ったのは大学3年生の冬休み、21歳の時でした。