アメリカでプレーするという事。

アメリカの独立リーグでプレーをさせて頂いて、5シーズン目となりました。

様々な偶然と奇跡が重なって今もこのグラウンドに立つことができていると思っています。

そう思う一つに”就労ビザ”の問題があります。

独立リーグとはいえプロ野球ですから、そこでプレーをするためには当然、”働くための”ビザが必要になります。

大統領が変わった2017年1月から、就労ビザの取得がこれまでよりも難しくなっています。(時間を要するようになっています。)

そして昨年はそれを取得するための費用を補うためのクラウドファンディングも実施させて頂きました。

(中身を読んでいただくと、アメリカ就労ビザがどんなものかイメージしていただけるかと思います。→[https://www.makuake.com/project/majorleaguechallenge02/])

今年は昨年まで在籍したチームの運営がガラッと変わり、チーム探しからしなくてはなりませんでした。

そこでぶつかるのが、まずは”就労ビザ”の問題なのです。

アメリカに出向いて、良いパフォーマンスを見せたところで、就労ビザがなければ無条件で不合格です。

仮に就労ビザを出してくれるチームがあったとしても、1日や2日でとれるものではなく、多くのペーパーワークや、時間のかかる審査を通らないといけません。

様々な方のおかげでプレーをできることになった今所属しているチームも、奇跡的に開幕前に就労ビザが間に合いました。今年は自分自身で費用を負担した部分も大きかったです。

でもその”投資”に見合うだけの価値があると思っています。

だからこそ、僕が今年もアメリカの地でプレーをできているのは本当に奇跡的なのです。そこそこの活躍で、なんとか1シーズンプレーできました。だけで終わらせないためには、もちろん今いるチームで結果を出すことが大事。それは最低条件。自分でコントロールできないことを嘆いても仕方がないですが、できることに関してはベストを尽くしたいと思っています。

例によって今年のチームも毎週のように新しい選手がチームにやってきます。

これぞアメリカってほど毎日Nice to meet youの連続です。

良い意味で今度は自分がそれを迎えられる側になってやろうと思っています。

それでは。