”コーチング”について考える。

先日、いつもお世話になっている三好さん(MLBミネソタ・ツインズ傘下ガルフコーストリーグ・ツインズ監督)がyoutubeでコーチングについて話している動画をアップしました。

今年はいつもより日本に長くいるので、子どもたちを中心に何かを”伝える”機会がとても多いです。僕自身も改めて”コーチング”について考えさせれられています。

これまで自分自身なりに勉強して来たこと、実際に経験して来たこと様々積み重ねて来たつもりでいますが、人に物事を伝える上で大切なことは、卓越した理論を持つことでも、数多くの練習の方法論を持つことでもないと感じています。

これはアップデートを放棄するという意味では全くなくて、目の前の子供たちがよりよくなるための最善の方法は日々アップデートするのは当然のことです。そこは当然なのですが、これまで選手としてもプレーをさせていただいてきた中で、わかっているけどできないことが本当に多く、それを解決するのが本当に難しいのを日々感じてきました。

体が開く、ヘッドが下がる、タイミングが取れない。そのほかに細々としたことはもっともっと沢山あって、それを解決するために日々たくさんの試行錯誤をしてきた自負はありますが、それでもまだまだわからないことが沢山あります。これが正解だ!と思ったことも、今思うと全然見当違いだったりします。

選手や子どもたちのスイング(投げ方や捕り方もそうですが。)を見る際も、選手がどんな考え方・練習方法を重ねた結果のスイングなのか、どんな”感覚”で振った結果のスイングなのか、ということをいつも考える必要があると思っています。これは間違いなくその選手自身にしかわからないことで、それをこちらが知ろうとしない限りは、その選手に本当に必要な練習は提供できないだろうと思うからです。

だからどんなに”ど正論”の方法論や卓越した理論を、たとえ持ち合えわせたとしても、その”選手とともに”のスタンスを崩してしまえば、その選手の目標に到達することは難しくなるように思います。

更に統計的なデータでスイングの把握が容易になり、教えたがってしまう指導者の方も増えた気がしますが、動画の中にもあるように”教える”ことだけがコーチの仕事ではないと感じています。大切なのはその先で、それをその選手にどう活かすかは、方法論や理論ではないと思っています。データ全盛の時代ですが、1人1人全く違う個性を持つ選手に対して、どうアプローチしていくかを”感じる”という数字では計れない能力が大切なんだろうと思います。

これからも今関わる子供達には世間一般の”理想”ではなく、その選手オリジナルの理想が手に入るようなお手伝いをしたいなと思っています。

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