先日横浜市立の中学校にレッスンへ行ってきました。
アメリカ帰国後の9月に1度試合を見に行ったことのある学校でしたが、レッスンという形で伺ったのは1回目となりました。
200校近い学校がある横浜市から県大会にも出場したことのある学校で、近年も常に上位まで勝ち上がっているとのことです。
中学生のチームを見ると毎回思うことですが、この年代は個人個人の体格差が大きく出ます。
まだまだ小学生のような体つきの子から、大人と変わらない子までが同じグラウンドでプレーをしています。
この中学校も例外ではなく、むしろ体格の小さい子が目立つようなチームでした。
それでも本当によく指導されているチームで、話を聞く姿勢も素晴らしく、話している僕自身も大変気持ちよく話をすることができました。
常に上位に勝ち進むチームには必ず理由があるものです。
それを改めて感じた1日となりました。
またこの日は高校進学の決まった中学3年生3人がグランドに来ており、高校に向けての取り組み方や、考え方の話も少しさせていただきました。
大きな目標を立てて、そこから逆算してその日その日を過ごすこと。
大切なの自らの”意志”であると。
目の前の行動1つ1つに”意志”がなければ、ある一定までしか成長はないだろうと思っています。
練習量だけで伸びるには限界があります。
残念ながら人は生まれながらにして平等ではありません。
野球に必要な才能も同じです。
それでも、生まれ持った才能だけでは決まらないのも野球であると思っています。
彼らはまだまだ若いですから
これから理不尽な出来事にもたくさん直面すると思います。
自分の意思とは関係のないところで嫌な思いをすることもあると思います。
ただこれは大人になってもどこの世界にいても同じだと思っています。
大切なことは、自分のコントロールの及ばない出来事を嘆いて立ち止まるのではなく
今自分にできることを意志を持ってやり続けることです。
その大切さを僕は海外で嫌という程感じて来ました。
この日話したことが少しでも彼らの心に残ってくれていたら嬉しいです。
兎にも角にも、また会いたいと思える選手達でした!
1日どうもありがとうございました!